注目の新政党「再生の道」から出馬予定だった都議選の公認候補から相次いで辞退しているメンバーについてまとめました。
石丸伸二さんが立ち上げたこの新党、注目していた方も多いのではないでしょうか?
5月2日の報道時点では、5人の候補者が出馬を辞退しており、「え?誰が?何があったの?」と思った方も多いはずです。
この記事では、辞退したメンバーやその理由、そして今後の影響についてわかりやすくお伝えしていきます。
「再生の道」公認候補の辞退者は5人に
再生の道は、6月の東京都議選に向けて、当初48人を公認候補として発表していました。
ところが、直後から相次いで辞退者が発生し、現在の公認候補は40人になる見込みです。
けっこう大きな変化ですね。
再生の道から都議選を辞退した5人の詳細
こちらが現在までに判明している辞退者です。
選挙区 | 氏名 | 備考 |
---|---|---|
文京区 | 松田亮 さん | 本人がXで辞退理由を詳しく説明 |
練馬区 | 大賀裕三 さん | 党事務局が公式に認めた |
江東区 | 国定正伸 さん | 同上 |
江東区 | 豊田領祐 さん | 同上 |
港区 | 氏名不明 | 氏名はまだ公表されていません |
こうやって見ると、江東区から2人、練馬区・文京区・港区からそれぞれ1人ずつ辞退していることがわかりますね。
松田亮さんの辞退理由
辞退者の中でも特に話題になっているのが、文京区の松田亮さんです。
4月23日、本人がX(旧Twitter)に長文で経緯を投稿し、非常に反響がありました。
ポイントを簡単にまとめるとこんな感じです。
- 自己紹介動画の中で「議員は年間50日しか働かないなら両立可能」という趣旨の発言が批判される
- 現職文京区議によって氏名や職歴、家族構成を含む批判投稿がXに上がった
- 批判によるストレスで不整脈(心房細動)が悪化し、体調を大きく崩す
- 出馬しても良い結果を出せる見込みが立たず、自身と党のためにも辞退を決断
特にメンタル面への負担が大きく、「Xが開けなくなった」「食欲がなく、何もできない状態が続いた」という記述には心を打たれます。
練馬区・江東区・港区の辞退者について
他の4人については、党の事務局や報道によって確認されました。
- 練馬区:大賀裕三さん
- 江東区:国定正伸さん、豊田領祐さん
- 港区:氏名は不明ですが、辞退は確認済み
辞退の詳細な理由はまだ明らかになっていませんが、やはり新党ならではのプレッシャーや準備不足などが背景にある可能性もありそうです。
公認候補の数はどう変わったの?
4月25日に開かれた会見で、「再生の道」は以下のように発表していました。
- 応募者:1128人
- 合格者:48人
- 会見時点での公認候補:45人(すでに3人辞退)
そこからさらに2人の辞退が明らかになり、5月2日の報道時点で公認は40人となる見込み。
再生の道にとって今回の辞退は痛手?
辞退者が5人にのぼったことで、「再生の道は大丈夫?」と感じる方もいるかもしれません。
確かに、新党にとって候補者の辞退は信頼や勢いに影響を与えることもあります。でも、設立まもない政党にとって、人員の流動はある程度は仕方のないこととも言えます。
新しい政党には期待も大きいですが、その分だけ準備やフォロー体制も問われます。
今後の「再生の道」の対応や体制強化に注目していきたいですね。